2023年2月1日_決算発表_キーエンス、阪急阪神ホールディングス
2023年2月1日は朝高後に下げが続き、前日比わずかにプラスで終えました。明日早朝のFOMC発表を気にしてか、買いは続かなかった印象です。明日は、この発表に左右されると思いますが、個別の決算はしっかり注意しておきたいと思います。
①キーエンス(P-6861)
センサーや測定機のメーカーです。2023年3月期Q3は売上は6,806億円(前年比24%増)、営業利益は3,690億円(前年比22%増)でした。営業利益は50%以上ですね。非常に高収益体制の企業であるといえると思います(PBRも約6倍と好評価ですね)。通期の見通しは出していませんので、進捗は出せませんが、前年と比較すると、売上はおそらく過去最高を更新するのはほぼ間違いなさそうですし、利益も大きくコストを投下しない限りは過去最高水準が見えている状況と言えると思います。
個人的には、最近の決算でよく見かける株式分割で、より手を出しやすい株価になってくれると嬉しいなと考えています。
②阪急阪神ホールディングス(P-9042)
近畿中心に鉄道業や不動産業などを展開している企業です。関東在住の方にはなじみがない企業かもしれませんが、近畿の大手私鉄グループですね。2023年3月期Q3の売上収益は7,164億円(前年比38%増)、営業収益745億円(173%増)でした。同時に通期見通しを(営業収益5%、営業利益21%)上方修正しています。旅行事業セグメントで自宅療養者の支援事業を実施しており、その受注が伸びているそうです。コロナにより大きく減収を強いられましたが、アフターコロナの事業と共に回復しているといったところでしょうか。通期見通しの売上を達成すれば、過去最高のようです。
昨日の決算で、同じ半導体メーカーのアドバンテストとレーザーテックでは株価の反応が別れました。アドバンテストは上昇、レーザーテックは下落でした。決算のどこを評価するかにも左右されるとは思いますが、売上や利益が過去最高水準を目指して足元好調の企業はこのブログでも取り上げている通り、たくさんあります。そういった企業をマークして、下落したら買う。これを基本にこれからも株式市場と向き合っていきたいですね。
最後までご高覧いただき、ありがとうございました。