2023年2月2日_決算発表_ソニーグループ、ANAホールディングス
2023年2月2日の日経平均は前日比はプラスで終わりましたが、終始値動きは小刻みで、上下どちらへ行くか迷っているような市場に見えました。昨日、記載していたFOMCの発表は明朝に発表され、NYではポジティブにとらえられていたようですが、あまり今日の相場には大きなインパクトはありませんでした。
2023年2月2日に発表された決算を見ていきたいと思います。
①ソニーグループ(P-6758)
いわずと知れた日本を代表する企業です。コングロマリット企業で、世界的にも競争力のある企業ですね。2023年3月期3Qは売上高及び金融ビジネス収益が8兆4,762億円(前年比10%増)、営業利益は1兆797億円(前年比1%増)でした。加えて通期見通しを(売上高0.9%減、営業利益1%増)修正しました。加えて配当も40円とする(従前は未定)発表もしました。売上減少しても達成すれば過去最高です。利益は過去最高に近い水準(経常利益は過去最高)の予想となっています。株予報様のサイトからコンセンサスを確認すると、ほぼコンセンサスと同水準の業績見通しとなっています。
②ANAホールディングス(P-9202)
日本を代表する航空企業の1社です。2023年3月期Q3の売上は1兆7,100億円(前年比70%増)、営業利益は989億円(黒字化)でした。通期見通しも(売上を0.6%、営業利益を46%)上方修正しました。コロナの影響で赤字決算が続いていましたが、今期は黒字へと回復しそうです。但し、過去最高水準までの道のりは少しありそうです。
これを記載しているのが2/3(金)夜ですので、決算発表明けの反応がわかっており、両社ともに上昇でした。日経平均も底堅かったこともあるかもしれませんが、成長に期待の企業・業績が回復している企業どちらにも資金が集まりました。あと、1週間程度は決算発表が続くので、注視していきたいと思います。
最後までご高覧いただき、ありがとうございました。